年間5000億。グーグルが使えば世界を変え、日本の特殊法人が使えば、何も残らないばかりか、借金が増えるという不思議。
日本人が無能なのではない!ただ、志も無い組織を自己保身と利権だけの為に作るから、何兆何十兆使っても、何も生み出さないのだ。グーグル程度の予算規模など、簡単に作れるのに、その金が生きていないという無駄な仕組みこそがこの国を蝕み、国民の意欲を殺している。
雇用の安心を守るためには、まず企業活動の活性化が、ぜひとも必要だ。このことは、社会主義を欲する人以外の方には誰でも理解してもらえるだろう。人々に刺激を与え、新しいイノベーションを呼び起こし、企業を活性化させる。とても難しいように思える。
しかし、今現在、人々と企業を刺激し続ける実例が目の前にある。それはグーグルである。信じられないような発想と技術と設備によって作られた様々なサービス、ソフトの多くを無料で提供している。その発想だけでも人を刺激するのに、それを使ったビジネスがさえ可能だ。
このグーグルが呼び起こした経済効果は、どれほど巨大だろう? また、それを実現したのは、グーグルにいる一人や二人の天才なのだろうか?
いや決してそうではない。スタートアップこそ天才的な二人の学生から始まったが、グーグルが多様な革新的サービスを生み出せたのは、豊富な資金によって秀才を集め、また20%プログラムのような柔軟性を組み入れたからだ。
では、その豊富な資金とはどれくらいなのか? 彼らが世界にジャンプする時の資金はたかだか数百万ドル。また、世界にイノベーションを生み出し続けるここ数年のグーグルの資金規模は、最新の売上でも5000億に過ぎない。繰り返すが、あの刺激を生み出す金は、わずか5000億だ。
一方で、あの悪名高き特殊法人、「雇用・能力開発機構」の予算規模は、年間6000億なのだ。ホテルやなんやら大赤字を連発する施設を日本中に作り、厳しく批判されて潰された組織は、過去何十年にも渡って数千億の予算を消費してきた。しかし、何かを生み出しただろうか?
グーグルの売上を遥かに超える予算を、何十年にも渡って使いながら、グーグルが生み出したようなイノベーションを一つでも作ったでしょうか?金が足りないのではない、やり方が間違っているのです。
一つの特殊法人だと思って、5000億規模の予算を使い、新しいものを生み出す人材と環境を用意する。無駄に終わっても、今までと同じではないですか。面白いものが生まれたら、それを国内企業へ技術提供する。たとえ10年限定にしても、夢と活気を生むでしょう。
同じ5000億。役人の天下りと赤字になる箱物に使うのか、当たり外れはあっても夢と元気が生まれるように使うのか、それだけで社会は大きく変わります。グーグルがそれを証明しているではないですか。
日本に無いのは金でも無く、人材でもありません。それらを有効に使ってイノベーションを起こす仕組みが無いことです。従来の構造とシステムでは、それが出来ないのです。
もう国と社会のあり方を、根本から見直す時期だとは思われないでしょうか?


by euteamo
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